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『高麗亭』

『高麗亭』_b0016922_21573567.jpgこのブログで、比較的真面目なエントリに切れ味抜群なコメントをくださるCKOさんが東京に来られたので、久しぶりの再開ということで、晩ご飯をご一緒していただきました。

せっかく東京に来ていただいたので、東京らしいとびっきり美味しいご飯を、と思い、超・実力派の焼肉屋さん、『高麗亭』にご招待です。

場所は、渋谷の宮益坂を上りきって青山通りを右に少し行ったビルの地下。お店の佇まいはお世辞にも綺麗とは言えず、結構場末感アリアリなのですが、味は、僕の行動範囲(港区・大田区・渋谷区・世田谷区・川崎市・横浜市)では一番ですね。

CKOさんからも、『こういうのを“焼肉”って言うんだよな』と、韓国でJMS君に連れて行かれたお店を引き合いに出して最大級の賛辞をいただきました。喜んでいただけて何よりです。

『高麗亭』_b0016922_21592066.jpg写真はカルビとハラミです。お店の人が焼いてくれて、ハサミで切ってくれて、食べ頃も教えてくれる、『痒いところに手が届く』サービスもなかなかお客さんの気持ちをわかってますね。この直前にはタンを食べましたが、『これがタンの厚さかよ?』というほど、厚みのあるタンでした。もちろん、ビールも相当進んだことは言うまでもありません。

『高麗亭』_b0016922_220637.jpgで、満を持して登場したのが、高麗亭のコア・コンピタンスである、『ヒレロース』です。写真の3切れで1,500円もしてくださいます。が、その値段以上の価値は十分にあります。『ヒレロース』という名前のとおり、『ヒレなの?ロースなの?』という食感なのですが、これがまた絶妙なわけで。噛むと口中に肉汁が広がると同時に、噛んだ歯ごたえもそこそこに、舌の上で肉汁とともにトロけます。とても焼肉とは思えない食感・味わい・風味です。思わず目を閉じて『ん~』と唸りながら美味しさを噛み締めずにはいられません。いやぁ、官能的な焼肉です。

『高麗亭』_b0016922_2223187.jpg『高麗亭』_b0016922_2224484.jpgそして、締めは冷麺ではなく、『テールスープ』です。





『高麗亭』_b0016922_22281649.jpg牛の尾からこんなにもコクと味わい深いダシがでるのか、と感心させられます。当然、完食。

途中、ビールでお腹が膨れるのを恐れて飲み物をビールをから焼酎にスイッチしましたが、このお店の眞露はとてもまろやかで、水のようにゴクゴクいけてしまいます。当然ロックでいただきました。

『高麗亭』_b0016922_2273866.jpg2人でビールいっぱいのんで、焼酎ボトル1本空けて、タン・ハラミ・カルビ・ロース・ヒレロース・ミノ・レバ刺し・テールスープで、18,000円也。決して安くはないですが、値段以上の満足度は十分にあります。本当の美味しい焼肉は、高麗亭で。

by Gate_of_Tiger | 2005-03-19 22:37 | Restaurants